身体が乾いていませんか?
この1月は、関東地方は時々雨が降り、その分新潟などで雪が例年より少なく、スキー場が困っているようです。
然しそうはいってもやはり、乾燥の強い日々です。
ご存知のように、人間の身体は半分以上が水でできています。
胎児では体重の約90パーセント、生まれたばかりの赤ん坊で、約75パーセント。
年齢とともに減っていき、成人では約60〜65パーセント、さらに老人では50〜55パーセントと少なくなりますが、それでも半分以上が水分です。
これほど重要な水ですが、飲み物や食物に含まれる水分によって、補われています。
それ故、喉が乾けば水分を補給すれば良いのですが、“身体の為になる、水分の摂り方”があります。
一年を通して考えると、まず年の初めから春のお彼岸頃までは、冷たい水つまり生ま水が必要です。
昔から“寒の水”と云って、一年で1番質の良い水と云われています。
寒い時期なので、飲み物も温かいコーヒーや味噌汁などが中心になりますが、“身体が温かい状態で”、つまり冷たい水が欲しいときに飲めば良いのです。
1日にコップ1〜2杯で良いのです。
身体が『乾いて”いると、弾力が欠けるので、当然動きはぎこちなくなります。
さらに困るのは、頭の働きが鈍ることです。
時期的に受験生にとっては大きな問題になりますが、普通に会社勤めをする人はもちろん、すべての人にとっても大事な問題です。
水道水は確かに生ま水ですが、カルキなどで消毒がされています。
よく神社などで、綺麗な水をペットボトルに汲み入れているのを見たりしますが、それができない場合、ネットで、加熱処理をせずフィルターを通しただけの水を、手に入れる方法もあります。
通常コンビニやスーパーで売られているペットボトルの水は、ほとんどが加熱処理がしてあります。
外国からの輸入品は加熱処理はしてありませんが、いつ頃汲み入れたものかわからず、またせっかく水の綺麗な日本に住んでいるのですから、国内の水を飲みたいものです。
日本の北から南まで、いくつかの場所で摂れる(フィルターを通しただけの)水を手に入れることができます。
同じ水がいろんなお店で、異なる値段で売られていますが、通常のコンビニやスーパーの水よりも、安価で提供しているお店もあります。
“寒の水”の話しが長くなりすぎました。
お彼岸以降の水分の摂り方は、実はどんな手段でも構いません。
後は10月中旬頃の気温が下がった時から年末まで、味のついた温かい水分を摂れば良いのです。
うどん屋ラーメン、鍋物などです。
繰り返しになりますが、今が水を飲むべき大事な時期です。
身体の弾力を保ち、頭の働きも良くして、一年の良いスタートを切ってください。